彼の人生は、12歳のときの新聞売り子から始まって、鉄道の電信技手、電信局の勤務などの体験をもとに、印刷電信機。「天才は、1パーセントの霊感と99パーセントの汗である」発明王トーマス・エジソンが、新聞社のインタビューにこたえて言った言葉といわれていま蓄音機、白熱電球、活動写真、電灯事業など、84歳で没するまで1300件以上もの特許を取得し、みずからの力で成功者の地位を勝ち得たアメリカン・ドリームの体現者だ。発明につぐ発明で、世間からはまさに常人にはないヒラメキを持つ「天才」と思われていた彼の言葉だけに、意外な感じを受けますが、それだけに説得力がある。個人が手足を動かし、汗をかく生き方をしなければ、社会の進歩も国の発展もない。これが、移民と開拓の国アメリカの建国の精神であり、それは住宅に対しても例外ではない。自分の住む家は、自分の力で築く。これが西部開拓時代から今日まで脈々と続く精神だ。こうした独立精神に加えて、ヨーロッパや日本のように戦火による深刻な住宅不足に遭遇しなかった事情があり、公的な住宅建設による直接供給は、低所得者に対して限定的に行われているにすぎない。
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